理事長挨拶

理事長

アルテミス ウイメンズ ホスピタルは女性、母親、お子様の健康をお守りする病院です。アルテミスとはギリシャ神話に登場する女神であり、出産を控えた女性や子供の守り神として知られています。アルテミス ウイメンズ ホスピタルはその女神の持つ能力に因んで名付けられたものであります。
女性は思春期、成熟期、更年期、老年期といった各ライフステージに特有な悩みごとや病気があります。アルテミス ウイメンズ ホスピタルは女性の年代に応じて女性の立場に立ったきめ細やかで思いやりのある対応をいたすように心掛けております。診療の現場では正しい知識や情報を提供し、女性がみずから納得された上で治療法を選択していただくようにしております。また職員一同常に研鑽を積んでおり、高い水準の医療を提供できますよう日々努めています。
女性にとって出産は人生において記念すべき大きなできごとのひとつであり、私たちは妊娠や出産が安全にしかも快適に経過するように最大限の努力を重ねています。さらに出産が楽しい思い出となりますように院内のアメニティーにも気を配り、お子様が授かったことへの周囲の祝福を家庭的な雰囲気でお受けしていただけるように努めています。出産後には母児の健康管理を行っており、さらに出産後も生涯にわたる女性の健康をお守りすることがアルテミス ウイメンズ ホスピタルの使命と考えています。
女性やお子様の病院として地域から信頼され、愛される病院となりますように職員一同精進をいたしております。何か心配ごとがございましたら、いつでも気軽にご利用いただけますことを願っております。

理事長 武谷 雄二

副理事長挨拶

副理事長

医療法人社団レニア会は、北多摩地域を中心として皆様とともに歩んでまいりました。戦後間もない1950年、清瀬の地に眼科医院を始めたのが、ギリシャ系ロシア人の創業者武谷ピニロピでした。地域の方々に求められるまま診療科を増やし総合病院となっていったのが、レニア会の前半期です。90年代初頭から産婦人科に注力する方向に転換し、現在は産婦人科をメインとする三つの施設を運営しています。
アルテミスウイメンズホスピタルは東久留米市に2014年に開院しました。建て替え用地を探している折、当時市議会議長の篠宮様が市内に分娩施設をと、土地を提供してくださいました。病院名に感謝を込めて篠宮正明記念と冠しています。

アルテミスウイメンズホスピタルは、“女性と子供の病院”に特化し、地域の皆様とこれまで以上の信頼関係を築いていくことを目指しています。
我が国の少子化は、コロナ禍を経過して予想をはるかに上回る速度で進んでいます。私たちにも何かできることはないか、いつも考えています。安心して妊娠中を過ごせること、安全に出産を迎えられること、子育てに自信がもてるようお手伝いすること、そしてご家族が楽しく幸せに過ごしていけることを願ってやみません。また、女性のライフステージの中での身体的トラブルに寄り添い、子供たちの成長をプライマリー医療を担いつつ見守るために、これからも創意工夫を重ねていきます。
地域の皆様に信頼され、愛される病院になれるようスタッフ一同、日々研鑽を積み、お役に立てるよう努力してまいります。

副理事長 武谷 典子

院長挨拶

院長

皆様、こんにちは。アルテミスウイメンズホスピタル院長の松岡良です。出身は愛媛県、自然豊かな土地柄で育ったこともあり、患者様と温かく寄り添いながら医療を提供することが私のモットーです。臨床医としての節目を迎える今、この病院で皆様のお役に立てることをとても光栄に感じております。

私の専門分野は、不妊症、子宮内膜症、小切開手術です。医師としての40年以上の経験を通して、常に最先端の治療技術を取り入れる努力をしてまいりました。体外受精や腹腔鏡手術、子宮腺筋症の治療などにも先進的な技術を積極的に採用してきましたが、同時に、地域の基幹病院であらゆる救急患者様をお受けする責任も担い、多様な症例に対応してまいりました。こうした経験から、医療において「最先端であること」がすべてではないことを強く感じるようになりました。どんなに優れた治療法であっても、患者様が納得されなければ、それは「最適」とは言えません。逆に、最新の技術ではなくとも、患者様が心から納得される治療こそが、その方にとってのベストな選択であることもあるのです。 もちろん、最先端の治療を患者様に十分ご理解いただきながら提供することが理想ではありますが、私たちは患者様一人ひとりにとっての最適な医療を常に考え、寄り添うことを大切にしています。そのために、丁寧な説明と対話を通じ、安心して治療に臨んでいただけるよう努めてまいります。

現代は情報過多の時代であり、インターネットやSNSで得た情報によって不安を感じる患者様も多いかと思います。私たちは、正しい知識をもとに、患者様とともに最良の選択ができるよう、サポートさせていただきたいと考えています。

毎朝早く、病棟をうろうろしている「おじいさん」がいたら、それが私ですので、 どうぞお気軽にお声掛けください。今後ともアルテミスウイメンズホスピタルをよろしくお願い申し上げます。

院長 松岡 良

総師長挨拶

総師長

心技一体の看護で、患者様の満足を目指します。
この地で多くの患者様へ看護サービスを提供できることに大きな喜びを感じています。きよせの森総合病院で培った経験と技術を活かして、よりいっそう優れた看護の実践をしたいと考えています。
私たちの理想とする看護は、知識・技術の面と、心の面のバランスのとれた看護です。私たちは、これを「心技一体の看護」と呼んでいます。

私たちはこれまで「看護スタッフがやさしくて親切」「明るくて感じが良い」等のお褒めの言葉や励ましの言葉とともに、様々な問題点の指摘や叱責の言葉もいただきました。賞賛も叱責も、患者様からの声はすべて私たちの財産です。患者様の声に耳を傾け、患者様に学び、新しい病院の看護サービスを作り上げていきます。「この病院に来て良かった」と感じていただけましたら幸いです。

総師長 岩田 政子