当院の無痛分娩について
無痛分娩は、安心してお産に臨むための選択肢の一つです。陣痛の痛みには個人差がありますが、通常の日常生活では経験しないほど強い痛みが伴います。長時間の痛みは分娩中のお母さんと赤ちゃんの負担となり、産後の疲労を引き起こす原因にもなり得ます。
無痛分娩では麻酔を用いることで、陣痛に伴う痛みを緩和しながら出産を行います。最新の無痛分娩法は局所麻酔を使用するため、お母さんの意識は保たれ、赤ちゃんに麻酔がかかる心配はありません。陣痛の痛みは感じなくても、おなかの張りなどの感覚はあり、出産時にはご自身の力でいきむことが可能です。
分娩方法として、大きく分けて2つの方法があります。

計画無痛(主に経産の方)
事前に日程を決めて入院し、分娩誘発を行う方法。入院日程は、妊娠36週以降の内診で産道の状態を確認しながら相談し決定します。ただし、分娩誘発を行っても有効な陣痛が得られず、1日では分娩に至らない場合があります。
タイミング無痛
陣痛、破水で入院となった後に実施する方法。
上記いずれの場合も無痛分娩の麻酔を始める時期は原則として陣痛が始まった後で、分娩進行や母児の状態をみながら検討します。
なお、現在は24時間365日実施体制が確立されておりませんので、時間帯や状況によりご希望に沿えない場合があります。
無痛分娩費用 | 108,000円 |
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無痛分娩の依頼
無痛分娩をご希望の方は、30週頃までの妊婦健診の際に医師にお伝えください。説明資料および動画のQRコードをお渡しします