コース内容は季節や仕入れ状況により変更することがあります。
産後は産後特別食を提供します。正常分娩の場合は、出産当日まではお部屋で、翌日から4階カフェテリアでの食事になります。帝王切開の場合は、3階病棟に移動するまではお部屋で、移動後は4階カフェテリアになります。
余分な塩分を加えないよう塩分を調節しています。また産後に必要な栄養を十分に摂れるようカロリー計算しています。食べ物の持ち込みは、栄養と衛生の管理に支障が生じるので禁止します。
産後3日目(帝王切開は産後5日目)にセレブレーションディナーを提供します。
産後は、「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」をバランスよく摂ることが理想です。勿論、ビタミン・ミネラルも必要です。色々な食品を満遍なく食べることで、過不足なく栄養素を摂取できます。いくら産後に不可欠とされるような鉄と葉酸も、そればかりでは栄養が偏ってしまいます。大切なことは、色々な食品を適量で食べることです。エネルギー、栄養素は専門の栄養士に管理されていますので、安心してお召し上がりください。
『脂肪分が母乳に与える影響について』
産後のお母さんは、分娩で疲れた体を回復させ、更に母乳をあげなければなりません。まずは、しっかり栄養のある食事を摂って休養することが第一です。インターネットや雑誌で「脂肪分がおっぱいの詰まる原因になりやすい。」とよく言われていますが、これは単に食べ過ぎで起きてしまうことがほとんどです。産後1週間頃までは、母乳が生産されている途中です。食べたもので、母乳分泌に影響を受けることはありません。病院で用意しているお食事は、炭水化物、脂質、たんぱく質がバランスよく計算され、ビタミンやミネラル、食物繊維も十分含まれているので安心してお召し上がりいただけます。ただ、持ち込みの食べ物は1日のカロリーを超えてしまうので、お控えくださいますようお願いします。入院中は、素材にこだわった3時のおやつがあります。糖分を上手に補給して脳をリラックスさせることは、ストレス解消に繋がり、母乳の分泌を良くします。日々の疲れを癒すため、どうぞお楽しみいただければと思います。
『アルコールが母乳に与える影響について』
アルコールは、血液の流れにのって母乳に移行しますが、少量を嗜む程度でしたら、問題はないと言われています。ご出産の記念に、セレブレーションディナーで「アルコール飲料」を提供していますが、次の授乳までに分解・排泄されますので、赤ちゃんに直接害を与えることはありません。ご心配の方は、授乳後に飲まれることをお勧めします。