赤ちゃんの異常
1. 発熱 37.5℃以上
- 元気のない時は受診しましょう(夜間は救急)。
- 機嫌が良く母乳やミルクをよく飲み尿もいつも通り出ていれば心配いりません(室温が高い、着せすぎ、掛けすぎが原因の場合があります。着衣や掛け物を1枚取って、もう一度体温を測りましょう)。
2. 嘔吐
- 噴水状に1日に何度も繰り返したり、血や緑色のものを吐きぐったりしている時は受診してください。
- 飲み過ぎや、ゲップが出にくい為に吐くことがあります(哺乳が良好であり、体重が増えて機嫌が良ければ心配はいりません)。
3. 便の異常
- 赤、黒、白、水様便の場合:機嫌が悪く、体重の増加が悪い。便の付いたオムツを持って受診してください。
- 便秘を繰り返す時は受診しましょう。肛門の亀裂、腹部膨満が強い。週2回しか排便しない。お腹を”の”の字にマッサージ。綿棒を2cm弱肛門の中に入れて刺激する「こより浣腸」をする。
4. 発疹
- お母様の判断では難しいので、受診してください。
- 清潔と保湿を心がけましょう。頭や顔も沐浴時に石けんで洗いましょう。
5. 目やに
清潔なガーゼをぬらし、目を拭きます。反対の目を拭く時は、一度ガーゼを綺麗にしてください。目やにの少ない方の目から拭きましょう。ひどくなるような時は、医師に診てもらいましょう。
6. おへそ
おへそは7~10日位で取れます。いつまでもジクジクと湿っている、膿が出る、おへその周囲が赤く盛り上がっている、臭いがする場合は受診してください。
7. 鼻づまり
ズルズルとした鼻汁の時は、吸い取り器を使って吸引してあげましょう。奥の方で固まっている場合、無理やり綿棒で取ろうとすると鼻粘膜を傷つけたり、かえって押し込むこともあるので自然に出てくるのを待ちましょう。
くしゃみなどで自然に出てくる事が多いですが、授乳やミルクがうまく飲めず途中で何度も乳首を外して口呼吸する場合は、耳鼻科を受診してください。
鼻が詰まっていても、母乳やミルクをしっかり飲めるようなら心配はいりません。